女の身だしなみ

私が使ってる鏡は
三面鏡でなく一面鏡です

いつも
前から見た髪の毛と姿だけをチェックしている

大ざっぱな私のことですから
「まっ、こんなもんでいいでしょ〜♪」って感じで
出かけてしまう

今日、大掃除してたら
昔、使ってた「手鏡」が出てきた

懐かしい〜♪朱色の手鏡です

早速
大きな一面鏡の前で
その手鏡を持ち
髪の毛の後ろも写してみた

「・・・・・・・」
前ばかり見てて
気にもとめてなかったが
後ろの髪の毛が・・・・はねている
裾のほうが元気よくはねている

(そろそろ美容院に行く時期だな・・・)と思った

そう言えば
私の姉の言葉を思い出した

姉は
仕事に行く前に
「いつも手鏡で髪の毛の後ろもチェックして
手直し、しないといけないので
結構時間がかかるの・・・」と言っていた
その時に
「マメやなぁ〜」と聞き流していたが
そう言えば
姉はヘヤースタイルに凄く神経を使っている

髪の毛の量が少ないので
あっちの髪の毛をこっちに流してみたりと
「凄く気を使うのよ」と言っていた
自分の短所の部分には倍ほどの神経を使う・・・と言う
だから姉の後ろ髪はいつも綺麗で神経が行き届いている

その話を聞いてから
手鏡で後ろ姿をチェックするのも
女の当たり前の「身だしなみ」かもしれないなぁ〜と思うようになってきた

女も年齢を重ねれば重ねるほど
余計に「身だしなみ」に気を使わないといけないと思うことがある

町を歩いていても
年齢がいっていても
「シャン」としてて
小綺麗にしてる女性は見てても気持ちがいい☆

身だしなみは
見える所ばかりでなく
見えないところにも気配り!することかもしれない

人は「見えるとこばかり」に目を奪われがちだ
たとえば・・・・
カバンの中とか
ハンカチをいつも新しく綺麗にとか
財布の中に
領収書とかレシートとかも一緒に大ざっぱに入れてる!とか

「身だしなみ」にもいろいろあると思う

気持ちの中にも「身だしなみ」があるかもしれない
自分だけがこだわってる
些細な「身だしなみ」に誰も気づいてくれなくても
自分の「こだわり」の中にちゃんと生きていたりする

何処へも出かけない休日にも
髪の毛も服装も宅急便の人が来ても集金の人が来ても

見苦しくない程度に
こ綺麗にしておかなければなぁ〜と思ったりした今日!
まっ、今年は出てきた手鏡で「前も後ろも」チェックしようかな♪

いつまで続くか分からない私の「身だしなみの心境」です




  
            明蘭