人のことより自分のこと
自分のことより人のこと


案外、人って自分のことより
人のことが気になるものだ

それも
人が自分より
優れているか?劣ってるか?
などを特に気にしたりするものだ

人の噂でも
いい噂よりも
悪い噂のほうが好きだったりする

その噂の広まり方は
いい噂が「ドンコウ列車」並みの速さで広まれば
悪い噂は「新幹線」並みの速さで広まるものだ

「どこそこの 誰々さんが何をした・・・・」なんぞの話は
今の時期の花粉のごとく
飛び回り
それを鼻でキャッチした人が
一度「くしゃみ」をし
何千万という勢いで「噂という花粉」を飛びちらし

「あれよ〜あれよ〜」と言う間に
人づてに
最終列車に乗って
噂話は、いかにも「真実のごとく」
『車庫」に入ってしまう

車庫に入った噂は
そのまま・・・しばらく「動かない」

不動の噂となって『お蔵入り』する

その反対に「いい噂」は
「お蔵入り」したかと思えば
次の始発までの時間がメチャクチャ〜早かったりして

人の出入りの激しい電車のように
「アッ」と言う間に忘れ去られたりする

そんだけ人は「悪い噂」のほうが好きなのだ!

噂と言う「花粉」をまいてる人も
噂を広めてる人も
悪気はないのだと思う
人間と言うものはそんなものなんだと思う

人の噂も気になるものだが
それ以上に人は
自分がどう思われてるか?がもっと気になるところらしい

話しの中に
「誰々があなたのことを・・・こう言ってたよ〜」と言う話になると
そこだけ
もう一度聞きなおす人が多い

人が自分をどう評価してるか?が誰でも
凄く気になるところだろう

だけど
人が自分をどう思ってるか?を気にし過ぎると

自分が『萎縮」してしまう

噂はあくまでも噂であり
自分への評価もあくまでのその人が口から出しただけの評価である

自分は自分だ!と考えないと
疲れて・・・疲れてしまってしょうがない・・・

自分がどう思われてるか?よりも
自分が人をどう思うか?が大事だ

自分がその人のことが嫌いなら
相手も自分のことを少なからずよく思っていないと判断してもいいかもしれない

それで「お互い様かも〜♪」と言う考えをして
人の気持ちの中まで覗きこまないようにしたら
もっと「楽」に生きれるかもしれへんよ

人は人!我は我!




  
            明蘭