師走 


                                  平成23年12月1日更新 
 
 12月を「師走」と言います
なぜ?師走と言うのでしょうか?と思う人もおられるかもしれません

昔に
お母ちゃんに聞いたことがあります

世間での正しい説は
師走は学校の先生も
お坊さんも
忙しく走り回る月だからという説が多いそうですが

明蘭さんは
神様も走る回る月だからだと思いこんでいました

実際に
神様は走り回るような忙しさを感じておられる訳ではありません

「1年の終わりの12月になりますと
下界にいる人々が
忙しそうに「セカセカ」と走り
心もセカセカとしているので
神様がそれをジッと空から見ながら
皆が無事に師走が終わりますようにと祈りながら
見ておられるので
神様の気持ちも走るように忙しい月だ」と
師走の意味を
お母ちゃんは私に、こう説明してくれていました

12月が忙しいのは
今も昔も同じことですが
さらに
昔よりも
なんだか、せわしなく動き回っているように感じてしまいます

「そんなに急いでどこへいく!」
ような時代になりながらも
反面、心はどこか・・・
この世に居場所がないような感覚を持ち
どこか自分心のよりどこりがないような感覚になりながら
生きていっている人も多いような気がします

急いでいいことは何もなく
マラソンだって
早ければ早いほどいい訳でもなく
自分の体調を知りながら走らないと
最後まで走れません

気持ちは
イライラして
せわしいのに
体がついていかない・・・
こんな世の中で
息を吸いながら私達は生きているのですから
どこかで
いつも「フゥ〜〜」と大きく
深呼吸をしていかないと
無理をしている自分に気づかなくなります

慌てず
騒がず
憎まず
落ち込まず
穏かに
自分と向き合える「師走」にしてほしいです

師走となるこの月を
自分が「師」となるものを手本にしながら

シャン!と自分らしく
いつもの月と
なんら変わりなく
穏かに
生きていけるようなれたらいいと思っています

平成23年の
今年の初めにかかげた
自分の目標を静かに見直せる月となれたらいいですね

師走は
慌しい気持ちになるのではなく
1年間の自分を
振り返えれる穏かな最終月とできるように祈っています


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            明蘭