傘に父を思う
  
                            平成20年8月29日更新
  
 
 秋風が吹いてきている季節になってきました
いつの間にか
セミの声が「鈴虫」に変わってきています

ここのところ
雨もよく降ったりやんだりしましたね

雨と言えば「傘」が思い浮びます


私のお母ちゃんは
傘にうるさい人でした

昔みたいに
おうちに何本もの傘がある時代ではなく
家族9人も居るのに・・・
傘が3本くらいしかなかった記憶が鮮明に浮びます
お金がないというのではなく
物を大事にする!昔だったのだと思います

お父さんの黒い傘は誰もさしてはいけない!のです
「家の主」の傘だからです

お母ちゃんの教えで私達子供はいつも
お父さんを「たてて」過ごしていました
なんでもお父さんが一番でした

ご飯を最初にお父さんが手をつけないと
私達は手をつけられませんでしたね

雨が降ると
姉妹で傘の奪い合いになりましが
父の傘だけは誰も手をつけませんでした

その家の「主」は誰なのか?が
はっきりしない世の中になってきたように思えます

稼ぎがいい妻のほうが
「主」のようになってるおうちも多いように見受けられます

それでは
おうちは「反映」しないかもしれませんよ

稼ぎに関係なく「主」をたてなければいけません

ご家庭にご主人様が居ない方は
あなたが「主」ですから
あなた優先で子供に「しつけ」をしてくださいね

お父さんが居る家庭なら優先順位を「父」に持っていかなければいけません

さて話は代わりますが

おうちに「傘立て」はありますか?
おうちの外にありますか?おうちの中にありますか?
玄関の外か?中か?ということです

ここらへんのことも、うちのお母ちゃんは敏感でしたね

塗れて傘は
外に置いておくものだということは常に言われていました

昔は
おうちに入ったら土間があったので
そのコンクリートのとこによく立てかけていたら怒られました

塗れた傘をおうちの中に置くというのはマイナスです

乾いた傘なら玄関の中で宜しいのですよ

その前に「傘立て」のないおうちって案外多いですよね

それは尋ねていらしてくれた方に失礼ですし
運気的にもマイナス傾向ですね

小さなものでもいいですから雨の日はお外に置いておきましょう

相手を迎える心の礼儀として考えておきましょうね

昨日、傘を外の傘立てに入れるときに
いろんなことを思い出した私です

これを機に
家の「主」に敬意をはらい、傘立てにも意識をもって
さらに「いい運気」をつかんで欲しいと思います



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            明蘭