「はい」と言うこと
  
                         平成20年12月23日更新
  この間
お客様がお連れになったお子様が
お母さんの問いかけに「はい!」と答えたのがやけに新鮮に感じまして
帰られたあとに
その「はい!」と言う言葉が頭に焼きつきました

 小学生の頃は
いつも「はい!」と先生に言ってたような気がします
親も厳しかったので「はい!」と言ってたように思います
お舅さんにも「はい!」と言ってました

いつからでしょうか?
なんだか最近「はい!」と言ってないような気がしちゃいました

昔は
できないことでも「はい!」と取り合えず言って
そのあとで「どうしよう・・・・難しいなァ」と思っても一応「はい!」と言えてました
そして「はい!」と言ったので、言った手前やり遂げてたように思います

今は
できないことに「はい!」と言えていない自分が居るように思えます

皆さんはどうでしょうか?
「はい!」は、一番、最初に幼稚園や学校で覚えて言葉ではなかったでしょうか?


彼もしくは夫に「はい!」と言えてますか?
案外、言えてない方が多いかもしれないと思います

「はい!」と「素直」は
私の中で一緒の感覚があります

つまりは
素直さが欠けているのかもしれませんね

世の中が
住みにくくなればなるほど、「はい!」が言いにくくなっているのかもしれません

お腹の中で
上司に「あかんべ〜〜」と思っていても
「はい!」と返事してみる心がけもいいかもしれません

彼に
素直に「はい!」と言うことも
素晴らしいことかもしれません
夫に「はい!」と言って
「お前、熱あるんか?」とくらい言わせてもいいかもしれません

「はい!」とは素直な、とてもいい言葉だと思います

間違ったことを平気で言いがちで
不理屈なことを言いがちな世の中ですが
それでも
「はい!」と言ってみて、やるだけやってみて
「はい!と言いましたので・・・一生懸命取り組んでみましたが
 できませんでした・・・申し訳ございません」のひと言でもあれば
上司も腹が立たないことでしょう

やる前に
「できません〜」とか、「難しいです〜」と言う前に
「はい!」と言ってみましょう

そうすると
言い切った自分に素直に従う気になるかもしれません
やるだけやってみよう!と思ったりする自分が生まれてきたりすると思います

死語となりつつある
「はい!」と言う言葉を今年残りわずかの少しの間だけでも
使うように心がけてみてはいかがでしょうか?

私も
心がけてみたいと思います

お客様のお子様から
頂いた言葉の「はい!」から
今年の最後に素直さを頂いた気がします

「はい!頑張ってみます」と言ってみましょう

うちのお客様は皆さん素直ですので
年末は「はい!」の嵐かもしれません
そして
相手は「???」の嵐かもしれません




  
            明蘭