こころくばり
                                     
                                  平成21年6月30日更新

  
  気が滅入ったときに
誰かに相談しても、ズバッと自分の中に入る回答を得たことがない!と
仰る方がおいでになります

それは
自分とその人の考え方は違うからだと思います

今抱えている自分の悩みを
全部が全部分ってもらおうと思ったとしてもそこには無理があると思います

でも
時間をさいて聞いてくれただけでも
ありがたい〜♪と思うようにしましょう

さまざまなことに悩み苦しみながら
生きていく「さま」は美しいと思うときがあります
悩み苦しみ
そこに立ち向かう姿は綺麗だと思います

何も心配のない人は少ないかもしれません
でも、それを「心配」と考えてしまいますと
その心配は大きく自分の胸の中に
「デン」と位置を占めて増幅して「大きな心配ごと」になってきます

でもその「心配」を
「こころくばり」という解釈ができたら
心はそんなに病むことがなくなるのではないでしょうか

心配の対象となることを「こころくばりをしたらいいだけなんだァ♪」と
思えるかもしれません

私は「こころくばり」という言葉が好きです♪
人に対して「心配り」のできる人っていいですよね

空気が読めない人の反対です

「こころくばりの出来る人になってね♪」とよくお客様に言いますが
ふと・・・・
文字に書いてみますと「心配」という文字なんですよね・・・

でも
私の中で
「心配」と「こころくばり」とは大きな違いだと思っています

心配ごとを
自分が作らなくても
相手がもたらしてくる場合が多いように思いますが

はた・・・相手からしたら
その対象があなただとしたら、あなたも心配ごとの対象になっているのかもしれませんよね

相手ばかりを責める前に
自分をふと・・・振り返ってみたら
自分はどんだけのもんだろうと思ってみてください
自分は、相手に「こころくばりのできる人」だろうか?
と考えてみますと
そうじゃないなァ〜と思えるなら
少し「優しさ」が足らない人なのかもしれません

優しいからって、良い訳じゃないですが

優しい人って、心配りが出来てる人です

ともすれば
自分勝手になりがちな今の世の中ですが

誰かと支えあって生きているのですから
明るく
優しく
心配を「こころくばり」に変えていける人になっていきたいものですね

「私は日本一 こころくばりのできる人だ」と
思えるなら

その人の周りには
絶対、たくさんの人が居ると思います

イザ!というときに
助けてくれる人がたくさん居ると思います
でも「心配り」の出来る人って
助けてもらうことが余りなく
いつも助けてあげてる人が多いんですよね♪

私は「こころくばり」の出来る女になるために努力を惜しまない人生を
歩みたいです

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            明蘭