これが生きているってこと        
 

                                  平成22年6月28日更新


 6月の後半は
さまざまな病気などの話で始まり終わった気がします

そういうお話がとても多かったです

誰かが
「笑えるようないい話ありませんか〜」とおっしゃいました

うちの泉に
そんな話が持ち込まれることは少なくその反対の話が多いのですが
それを
余り「悲痛」と思わず
前向きに
体当たりしていく方針が明蘭さんの「生き方」のようです

「ちょっと遠く行って帰ってきた・・・」

・・・と幾度か
あの世に行きかけて
戻ってきたお母ちゃんが言ってた言葉を思い出します
いつも
そんなときは
目の色が違う気がしました

その幾度かの
ひとつが私を産んだときでもあります

原因不明の痛みで
病院に運ばれた昔は
「切ってみないとわからない」ような時代でもあり
お母ちゃんのお腹には大きな傷跡が残っていました

一緒にお風呂に入ると、その傷を手で触り
「痛いの?」と聞いていた幼少の頃の私があります

いろいろあったのでしょうが
いつも明るく元気でした

「そりゃ
生きていれば、いろいろあるさ」
と笑ってました

これが
「この世で生きている」という証だと思っています

あの世を見たことないのであの世へ行くことは「終わり」だと感じるかもしれませんが
もしかして
「始まり」かもしれないですね

ただ
この世に居るので
そういう解釈ができないですよね

「思えば遠くへ来たもんだ」と思うのは
年齢や年数でなく
「生きざま」で、ふと・・・口から出る言葉かもしれないです

私も
6月は
「思えばここまで来たもんだ」
と思うことがありましが

頑張った感とか
達成感とかではなく

ただ
「祈った感」から
口から
ふと・・・出た言葉でした

これが
生きてるということなのだと感じています

汗が出るのも
お腹がすくのも
美味しいものが食べたいのも

悲しいのも
苦しいのも

全部
「生きてる感」です

生きてるって
こういうことなのだと思いながら
受け止めて生きていけたらいいですね


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            明蘭