「玉」

                                  平成24年8月1日更新 

 「暑いですねェ」というのが
「おはようございます」よりも「こんにちわ」よりも「こんばんわ」よりも
口から出る挨拶のようになっている8月です

このホームページのこの部分は1ヶ月に1度の更新をしています
次の更新は「9月1日」です
そのときは「暑いですね」
という挨拶でなく「やっと涼しくなりましたねェ」というのが
挨拶になっていると思います

たっと「ひと月」で人の挨拶も変わり
人の体感温度も変わり、人の気持ちも変わります

ほんとうに「人の気持ち」は変わるものです
だから生きていけるのだと思います

四季のある日本はとてもいい勉強になる国だと思います
いつも夏なら冬の寒さや厳しさが分かりませんし
いつも冬なら夏の猛暑の辛さも分からないでしょう

この国に生まれたのも
神さまが決められたことで
この国で生きていくことも神様が決められたことだと思います
そんな中で、いろいろな修行があるのだと思います
その修行はそれぞれに違うと思います

自分に耐えれない辛さは神様は与えないと
いつも言っていますが
それに耐えれない人も多く
この国に生まれて 「心ざし半ば」でこの国から去る人もおられます
それがその人の寿命だと言ってしまえば終わりですが
神様はそれぞれに、いろいろな「力」を
ちゃんと与えてくださっておられます
その「力」の玉は
産まれたときに、ちゃんと体の中に入れてくださっています
人間を作ったときの仕上げの最後のときに
「そ〜〜〜」と優しく入れてくださっています

その「玉」を自分の体の中で大きくしていくのも
消してしまうのも自分次第なのです

たまに自分の
心臓の下あたりを触って「玉が大きくなったなァ」
なんてひとりごとを言うことがあります

それの様子を家族が「ちらっ」とみて
それぞれに「なに?それ?」とも聞かず
各自が自分の心臓の下に手をあてている姿は面白いです

「なんの玉やろう?腫瘍のことやろか?」と思って
手を当てているのかもしれないですが
明蘭さんに聞きもせず
心臓の下あたりをさわり
左に何もなかったら
右をさわってみたりしています
そして「キョトン」として触っているその様子は面白いです

皆さん
誰にもある「玉」です

せっかく
ここまで育ててきた「玉」ですから
自分で消してしまわないようにしたいと いつも思います
生まれてときに
神様から頂いたものですから
今度、天に行くときまで
ちゃんと「玉」を大事にして育てて天に「お返し」したいです
「ここまで大きくしましたよ」と胸を張ってお返ししたいです

8月1日の今日は
皆さまが
心臓の下あたりを触っているかもしれないですね

感じる人も感じない人もおられますでしょうが
皆様、ちゃんと入っています
体の中に
さまざまなものが入ってきても、その「玉」は体の中で
「番」をしてくれています
そして人のいろいろ変わる感情も見ていてくださいます

いつもマイナスにばかり考えていますと
「玉」が小さくなり
前向きに考えていますと「玉」は大きくなります

自分の中に
授けてくださった「自分の玉」を大切の思えるような人になれますように
お祈りしています
 


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            明蘭