優しさって
   


                                 平成25年5月1日更新

  5月の声が聞こえてきますと
早いものだなァと感じてしまいます
ゴールデンウィークなどもあり慌しい5月が嫌いだという人も多いです
好きな月であっても、嫌いな月であっても
人はその月だけを、はずして生きてゆく訳にはいかないですね

それが、生きているってことだと思います

人は、さまざまな願望を持ちながら生きています
その中に
「優しい人になりたい」という人が多く

反対に「どんな人が好きですか?」と問ぅたら
男女とも相手に求めるものが
「優しさ」だと言われる人が多いです

優しさってなんだろう?と考えてみますと
分からなくなるという人も多いです
身近で
優しい人を知っていますか?

その優しい人の周りには人が集まり
その方は、にこやかだと思います

でも
優しい心の持ち主は
どんなときでも
いろいろなことを受けているかもしれないです
優しい人は
人の辛さも
自分のことのように感じているからです
優しい人も
いろいろな苦労をされているのです

それを承知のうえで
優しい人にならなければいけないのです

ただの、うわべだけの優しさだけを求めていては

自分が
ボロボロになりかねないかもしれません
自分を優しいからという売りで生きていくには
相当な覚悟がいるのです

優しさの上にも下にも
「強さ」がいります

強さのうえに優しさも成り立ち
強さの下にも優しさが土台で踏ん張っているのだと思います

自分にも
相手にも
優しさばかりを求めず
ときには
叱ってあげることも
相手にとっての優しさであり
ときには
突き放すことも相手にとっての
優しさであることを
自分の中で
しっかりと分別しておかないと
優しさキャラだけでは
相手が
その優しさに
依存してくるようになるかもしれないです

優しいことは
とてもいいことです
でもそれは
お腹の底からにじみ出てくるものであり
作るものではないということが
段々と分かってくるときがあるでしょう

優しさは押し売りもせず
待ちもせず
静かに
自分の中に
温めておいて
いつでも
それが誰かの
お役にたてるようにできたらいいですね


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            明蘭