落ち葉の人生
あんずの木も
ようやく葉が全部散り落ちた
毎日・・・・毎日
落ち葉の掃除がこの時期は大変だった
「私・・・落ち葉」が好きなんです・・・」と言ってたのを
知り合いから聞いてから
この「落ち葉」掃きもなんだか楽しい気分になった
あんずの葉の香りはとても甘い香りがします
丁度、その子のようです
「あの子・・・落ち葉が好きだったんだぁ〜」と思うと
この落ち葉も愛おしいような気になる
いつもは・・・面倒だなぁ〜と思う「落ち葉掃き」も人の「ひと言」で苦痛でなくなる
人の影響って凄いと思う☆
嫌いなものも好きになったりできるし
好きだったことも人の影響で嫌いにもなる
ふと見上げると
まだ頑張って「落ちないぞ!」という葉っぱが何枚か木にはり付いている
木の上で頑張ってる落ち葉も
木の下で皆と「ザワザワ」とたわむれている落ち葉も
それぞれの人生だと思う
木の上だけに「ず〜」といたら
木の下の落ち葉との交流も知らずに終わってたかもしれない
思い切って
木の上から「はらはら〜」と舞い落ちてみたりしたら
木の下の落ち葉の気持ちがよくわかったりする
こんな世界もあったんだなぁ
こんな豊かな幸せもあったんだなぁ〜と木の下に
落ちてみて初めて感じるかもしれない。
でも、それは木の上に居たことがないと理解できないことでもある
木の上に居れたことに感謝!
木の上には上の世界がありそこで学んだことを糧にできたから
木の下に舞い落ち、いろんな人とかかわりに幸せを感じれるのだろう
同じ人生なんだから「いろんな人」と接して経験して自分を高めていきたい
落ち葉には、いろんな個性の人がいて
それはそれは「初体験」のようなこともあったりするだろう
横のつながりが増え、いい人ばかりが周りに集まってくれるとは限らないけど
その中で「この人とは・・・♪」と思える人との「つながり」で互いに高めあえたら
これほどの幸せはない
人は一人では生きていけないし
いつも誰かに助けられている
それを「当たり前」と思って生きてはいけないんだよね
日々、自分らしく生きれること!いい人に囲まれていること!に
感謝しながら来年を迎えたい
明蘭