二季
平成27年5月1日更新
あらあら〜という間に
5月になったと思われてる人も多いのではないでしょうか
明蘭さんもその中のひとりです
春・夏・秋・冬の
「四季」がある国に住みながら
最近は
「四季」を
たっぷりと感じれてない気がしますね
ですから
余計に
年月が早く感じてしまうのかもしれないなァと思います
寒い冬が長く続き
そのせいで
春がとても短く
急に夏になったような温度になり
暑い・暑いと言うのが挨拶のような季節の夏がとても長く
早く涼しくならないかなァ〜と待ち望んでいた秋が
ほんの少しで
あれよあれよ〜と言う間に
すぐ寒い冬になり
その冬が長い気がするここ数年です
春が短く
秋も短く
ここ数年
こんな感じの日本の四季を肌で感じながら
「春」と「秋」を
飛ばして
まるで
「四季」が「二季」のようだなァと思うのです
温かいひだまりの「春」と
涼しい風の吹く「秋」が好きな人が多いと思いますが
その
ふたつが
冬と夏に
おされてしまい
「暑い夏」と「寒い冬」が
陣取ってしまっている「二季」の感覚ですと
情緒が失われ楽しむ心の余裕もなく
心がホッとする季節がないので
余計に
年月が早く感じてしまっているのかもしれないですね
「春」と「秋」は
暑さと寒さとの間のちょうど休憩のような季節でしたのに
それが短いのです
そんな
地球がおかしくなったような気象条件の中でも
俗世間のお仕事は
「ゆとり」があるほど待ってはくれず
月末が終わると
ひと晩、寝たら
もう新しい月の始まりとなり
何かに
せかされ
急がされている気分の日々の方も多いでしょう
お母ちゃんに言わせたら
「そんなに急いでどこへ行くねん」
といわれそうです
それも
ちゃんとした
昔のような「四季」を肌で感じれてないせいかもしれないですね
夏に
金魚鉢の中で
スイスイ〜と泳ぐ金魚を見て涼しそうだなァと感じたり
「チリンチリン〜」と鳴る風鈴の音で
風の流れを感じて涼を感じる
そんな涼しさを感じる余裕がない時代なのかもしれないです
日常生活で
あそこの銀行のATMからお金を引き出し
こちらに移動したりの繰り返しで
ひと月が終わるのが
当たり前の日常になっているような現代です
それでも
ひとりの力で何ができるわけでもないのですから
今はこういう時代なんだ!と自分なりに受け止めて
短い春でも
短い秋でも
自分なりに
穏かに感じれるような自分をもつことを問われているようです
楽しくも苦しくも
こんなに年月が早く感じるならば
やり残したことが
ぎょうさんあるように思えてくる人も多いでしょう
それを後悔するばかりの自分の人生で終わらないように
今の今の自分の状態を
しっかりと受け止めながら生きていけますように
「二季」のようであっても
それなりに
楽しめる自分であれますようにお祈りしています
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明蘭