慣れる速度

  
                               2019年6月1日更新  
  
   
  1年の半分の6月になりました
 早い!とか遅い!とか言ってはみても ただ年月は過ぎていきます
 
 やや「令和」という言葉にも ひと月ほどたち なんとなく慣れてきました
 という方も多いです

 慣れるという言葉
 いろいろなときに適用されます

 学校に慣れる
 友達に慣れる
 仕事に慣れる
 環境に慣れる

 人は
 同じことをコツコツとしていくうちに
 「慣れる」ということを感じていくものかもしれないです

 もし
 同じことをコツコツとしているのに
 いつまでも慣れない・・・と思われることがあれば
 それは
 自分に向いていないのかもしれないな。。。と思うこともありますでしょう

 でも
 そこで、すぐ 諦めるのではなく
 人が 3か月で慣れることも
 人によれば 1年かかる人だっています

 周りを基準にして 自分が慣れるのが遅いと思うのは止しておきたいですね

 その人・その人の速度があるのです
 
 その人・その人の性格があるのです

 「人によりけり」
 で 慣れる速度も違うのです

 周りの人が早く慣れていることを
 自分だけが いつまでも慣れることが出来ない・・・

 ということに胸を痛めておられる方もおられます

 それは 自分が人より「遅れをとっている」と思うから へこんだりするのですね

 その「遅れている」という目安は
 自分の中の 劣等感の中で思いこんでしまっていることが多いです

 人は人!
 我は我!

 と生きようと思ってはみても
 ついつい・・・周りと比較して そう簡単にはいかないのが
 生きていく修行のひとつかもしれないです

 かすかな記憶が残る 保育園のあたりから
 〇〇ちゃんに出来て 自分にできない・・・
 と思った記憶が残っている人もあるかもしれないです

 「おぎゃ〜」と生まれて
 1年や2年や3年で そういう感情を持ってしまうのです
 そして
 そのコンプレックスを抱えたまま大人になることもあります

 人と自分とは違うんだ!ということを
 周りの大人が 配慮を持って教えてあげて欲しいですが
 大人も自分のことで精いっぱいで
 そこまで配慮ができず
 その感情を抱えたまま大人になることもあるでしょう

 「慣れる」のには
 人それぞれ時間や年月が違うものだと思い
 自分のことを人と比較せず
 自分のペースを理解しながら
 凹まずに
 生きていけますようお祈りしています


 

 

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            明蘭