女が髪を切るとき
                           

 娘が
髪を切ってきました

ボーイシュな感じになりました
中学生の頃の娘の顔になりました

女が髪を切ると
昔なら「失恋したの?」と聞くところですが

今の時代はそうではないようです

勿論!娘も同様です。失恋どころか恋愛もしてないので
その言葉は禁句です

「髪を洗うのが楽になったァ〜♪」と喜んでいます
これから暑い季節になるので
ただ髪を切って、お手入れを楽にしよう〜と言うだけの考えのようです
いかにも娘らしい考え方です

不思議なもので・・・私の周りでは
誰かがこうすると
また誰かがこうする!と言うような連鎖現象がよく起こります

いつも来てくれる彼女もバッサリと髪を切って来ました
バッサリと切った彼女は
昔ながらの「女が髪を切るとき」バージョンで失恋したそうです

失恋はそのときは悲しいけど
あとになったら「いい経験になった」と思えるように自分の心を鍛錬したいものです

生きていくうえで「失恋」することがあっても当たり前で
1度も失恋を経験してない人は「人の心の痛み」もわからない人になりますから
失恋を怖がらずにドンドン恋愛すればいいと思います

髪を切ってきた彼女には、そこらへんのとこの話しを一緒にして
泣くだけ泣かせてあげて
「今日で泣くのは終わりにしよ♪」と言うことで、もう彼の終わりです

まだまだ恋愛運上昇の彼女ですから、次の人がすぐ現れます
新しい恋愛をしましょう〜♪

恋愛とは、ほんとに可笑しな物語です

告白する前は「ドキドキ」です
始まるときは「ウキウキ♪」です
数ヶ月までは「ルンルン♪」です
1年くらいたつと「アラアラ〜」です。相手の「あら」も見えてくる時期です
2年たつと「アレレ?」です
相手に不信を持ってみたり、何処か価値観が違うと思ったりします
このあたりで2人がどうなるか!が決まることが多いです

それ以上恋愛関係を伸ばさず「形」をとることをお勧めします

長すぎた春のあとは「暑い夏の日照り」の日々がきます
日照りがきたら
互いが十分に水分を補給しながらお話しをいっぱい〜しないといけません
そうしないと脱水状態の2人になってしまいます

2人がお話しをせずして
相手へのメールを減らしたり、電話をかけなくするような行為は辞めましょう

最初どうして付き合ったか?を思い出しましょう
ちゃんと「口」で告白したなら最後もちゃんと「口」でお別れしましょう〜
逃げるのはよくないです

そういうことが「相手への礼儀」だと思います
言われたほうはちゃんと受け止めて
「バッサリ」と髪を切るというのも実に「サバサバ」していいと思います
気分転換になります

ロングヘヤーで、女らしいタイプが好きな男性ばかりが寄ってきていた彼女には
今度は
キュートなショートヘヤーにしたことにより
違うタイプの男性が押し寄せることでしょう
いつも同じタイプばかりの男性と付き合っていた彼女も
次からは新しいタイプの彼氏ができるかもしれません

またそこで「ドキドキ」から「ウキウキ」になり「ルンルン」から「アラアラ〜」となり
「アレレ?」となったとしても
2人がそこでどうするか!は前の経験がものを言います。活きてきます☆

恋愛の「約束ごと」は
次の恋愛をするときまでに、自分が向上していないといけません

なんの為に「髪を切ったのか」「涙を流したのか」そこらへんを
肝に命じて成長した自分で次に取り組むことが「約束ごと」です
じゃないといつまでも同じことを繰り返します

大いに恋愛して、失恋しても今度はあなたが髪の毛を切らず
男性のほうを、自ら「丸坊主」にさせるくらいの勢いで強い恋愛をしましょう〜♪






  
            明蘭