去るものは追わず

                     平成21年2月6日更新


 長いこと生きていますと
いろんな人に出会わされますよね

同じ職場
同じ学校
同じ習いごと教室などなど・・・

いろいろなところで
いろいろな人に出会わされます

でも、出会ってみても
付き合っているうちに
価値感が違ったり
嫌な面を見たりすることで
去る人もあるでしょう

「去るものは追わず」といいますが

なかなか
そうは
分っていても出来ないことが多いようです

同じ場所に居ても
価値感が違いすぎると
お友達関係は崩れてしまいますし

遠くに離れていても
心の隅にず〜〜とある人もいます

人は
どこか
寂しがりで
さまざまな関係が壊れるのが怖いような
寂しいような感じに受け止める人が多いです

寂しいからと言って
自分と、ちょっと違った感覚の人と無理やり人間関係を保とうと思うと
とても
自分に無理が生じます
自分自身が苦しくなります

考え方の違い!
裏切り!
さまざまなことで
人が去って行ったり
また自分が去ったり・・・・と
いつの間にか
人間関係が崩れることも生きている中で多々あるでしょうが

でも
それは
考え方によっては「チャンス」かもしれませんよ♪

自分の体の中を
ちょいと覗いてみますと
「自分の容量」と言うものが決まっているのが見えます

1人去っていけば
また新たに
1人入ってきて
その体の中の隙間を埋めてくれるものです

そんなにいっぱい〜いっぱい〜の人が
自分の体の中に入ってはこれないものです

1人出てもらったからこそ
体の中に
ちょいと
隙間ができたのだと思ってください

彼氏に去られたり
彼女のふられたり、離婚したり・・・と
悲しんでいる方もたくさん居るかもしれませんが

去ってくれたからこそ
新しい人との出会いが生まれてくる♪のだと思います

そういうふうに思いますと

去っていく人をいつまでも追う気持ちを持ってはいけませんよね

「去る者は追わず」という言葉がありますように
自分を曲げたり
押し殺してまで人とつながっていく必要はないと思います

自然に
あくまでも自然に人と出会い
また自然に
人と離れていけるからこそ
新しい人と出会い、違う人生を夢見ることもできるのだと思います

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            明蘭